今週の為替の動き 2006年7月29日(日)
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◆先週を振り返って、
先週は、地政学リスクの高まりの中、
25(火)中古住宅販売件数が、
事前予想(660万件)を若干ながら上回り662万件でした。
同時に先月の値も(667万→671万)と上方修正されました。
結果として、一時は117円を超えてきました。
やはり(ほとんど誰もが減少を予想していたので)事前予想に反した結果が発表された時の動きは激しいですね。
まあ、同時に発表された消費者物価指数(予想104→結果106.5)も良かったですしね。
でも、その後がすごかったですね。
急激に上昇した後の、悪材料の連続による下落でした。
26(水)のベージュブックに始まり
27(木)新築住宅販売件数(6月)
28(金)2Qの実質GDP でとどめでした。
景気減速懸念の典型的な動きとなりました。
今後、雇用統計の発表を経てFOMC(利上げ休止?)へと向かいます。
景気減速&インフレ懸念。バランスを取るのは至難のワザ・・・
それにしても2Q実質GDPは最悪でしたね。
ところでGDPデフレータって知ってますか?
名目GDP÷実質GDP×100 (%)です。
<参考>
計算方法をわかりやすく説明するため数値(金額)に意味は無いです。
例えば、去年と今年で同じ金額(=10万円)でパソコンを買ったとします。
一方、パソコンの性能は去年に比べて2倍になっているとします。
名目は去年も今年も10万円の消費です。
でも、去年と同じ性能のパソコンしか必要なかったのであれば
5万円で済んでたはずなのに、10万円消費されていると言うことは、
去年の2倍消費されたと考えます。
実質は20万円の消費とみなします。
従って、この時、
デフレータ = 名目 ÷ 実質 × 100 = 50(%)です。
※今回のGDPデフレータは、予想3.5に対して3.3%でした。
また、物価指数等で良く出てくる「コア・デフレータ」のコアとは?
コアとは、値の変動が多い「食品・エネルギーを除いた領域」のことです。
※デフレータの計算方法は、日米、また、CPI、PPIそれぞれ微妙に異なります。それぞれの計算方法にはいろいろな思惑も働き賛否両論があります。
◆7月29日の週の米ドル円 超短期予想(私の場合)
先週週末は、114.63付近で終了
今週も、個人消費支出(PCE)、ISM景況指数、
そして最大の焦点である週末の雇用統計、失業率等々、
8(火)のFOMC利上げ休止or継続を決める指標発表が控えており目が離せません。
基本は、上記発表で好材料が出ない限り、
このままドル安(円高)トレンドが続くでしょうが、
地政学リスクからの米国への資金の流れを受けて、
ドル需要はあるので、下値がどこで支えられるか・・・
また、個人消費支出、雇用統計などは伸びてきているので、
インフレ懸念再燃で、最終的に利上げ継続がなくなったとは言えません。
いわば中立状態です。
やはりFOMCまで様子見でしょうか・・・
1(火)21:30
7月の個人消費支出(PCE)価格指数(デフレータ)の発表です。
先週の実質GDPの結果は5.6→2.5%と、非常に悪い印象がありますが、
その内訳の個人消費支出はデフレータも含めて上昇していました。
(全体の発表のインパクトが大きかったので、目立ちませんでした)
予想0.2%より良い値が出れば一時的にドル高に振れるかもしれません。
1(火)23:00
7月のISM製造業景況指数の発表です。
前回53.8に対して予想は53.5ですが、
予想より低い場合は、景況感にかなりインパクトがあり
ドル安要因となります。
3(木)23:00
7月のISM非製造業景況指数の発表です。
先月57に対して今回予想は56.5と少々悪いですが、
注目度は低いです。
同時に6月の製造業受注指数が発表されます。
6月の結果なのでかなり正確な予想ができる指数であり、
今回予想は0.7%→1.5%と良い値です。
若干景気上向きな意見が出て、ドル高に戻すかも知れません。
4(金)21:30
〜最終コーナー〜
7月の雇用統計(非農業部門雇用者数)の発表です。
前回12.1万人から予想は14.5万人です。
予想どおりだと年初くらいの値に戻すことになり、
インフレ懸念論者の声が高くなり(その時点よりも)ドル高で
週末を迎えるかも知れません。
ちなみに同時に発表される失業率の予想は前回変わらず4.6%です。
今、GDP発表依頼、利上げする確率は20%と言われていますが
なんか、利上げする可能性も結構ありそうと思いませんか?
一方、他の世界に目を向けると、(折込済みのところはありますが)利上げ合戦です。
2(水)8:30に、オーストラリア(5.75→6.0%)
3(木)20:00に、イギリス(4.50%据え置き)、
3(木)20:45に、ECB(ユーロ圏)(2.75→3.0%)
の政策金利の発表があり注意が必要です。
(イギリス以外は上げてくるでしょうし、上げてくると、
それなりにそちらに資金が移動しますので、ドル安要因を後押しします)
ドイツのフランクフルトにあるECB(欧州中央銀行)
一方、ポンスイ(GBP/CHF)の売り・・・週初急騰であせりました。
トントンで決済しました。
続きは、今度。
投資は自己責任で!
最後にもう一度
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