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今週の為替の動き 2006年7月2日(日)〜


◆先週を振り返って、

先週FOMCまでは、キーワードは、「米国インフレ懸念(→追加利上げ)」でした。

今回のFOMCの声明文では、今後の金利追加利上げの可能性に対して、最も慎重な姿勢を示したものとなりました(ドル安要因)。

従って、巷(ちまた)のニュースでは、「米国、金融引き締め(=追加利上げ)も最終局面か」などの記事が目立ち始めました。

市場も素直にドル安(円高)に反応していますね。

FRBが注視しているのは、以下の2点(@、Aのバランス・コントロール)です。

@短期的なインフレ(物価上昇)懸念 → 追加利上げが必要
A長期的な(将来の)景気失速 ← 利上げによる弊害

FOMC以降、また、@→Aに移ってきたということです。

「米景気は、減速する?」
景気減速

ただ、原油価格の高騰、設備稼働率の上昇、失業率の低下が消費者物価を依然押し上げているので、FRBもインフレ警戒姿勢を緩めるわけにはいかないのは確かです。

しかしながら、個人消費や住宅投資の減速はとまらず、実質経済成長率も下降傾向にあり、FRBは景気減速への警戒感の方を強めています。
過度な利上げは、米国株価(下落)にも大きく影響します。

忘れていけないのは、今回は、A将来の景気減速懸念からの、利上げに対する慎重姿勢を示しただけであり、追加利上げはあくまでも「今後の経済指標次第」ということです。


7月2日の週の米ドル円 超短期予想(私の場合)

先週週末は、114.44付近で終了

今週は、週初の日銀短観と、週末の米国の雇用統計です。

週初から円高の流れがつづいていれば、
週末に雇用統計の値がよければ全力買いします。

週初は
米インフレ小康状態から、先週末からのドル安(円高)の流れを引き継ぎそうですね。

3日(月)8:50
 朝から、日銀短観(企業短期経済観測調査)の発表です。
 2Q(4−6月)の大企業製造業景況判断の結果がよければ、7月中にも日銀がゼロ金利政策を解除する見方が強くなり、円高に振れることになります。

4日(火)は、米国独立記念日で
株式市場は、休場なので、方向感はそのまま引き継がれるでしょう。

「祝!アメリカ独立記念日」
米独立記念日     

7(金)21:30 6月分の、米雇用統計の発表があります。
その中でも最も注目される指標のひとつである、非農業部門雇用統者数や失業率の値は重要です。

非農業部門雇用者数は、前月7.5万人増に対して、今回の予想は16万人増と高いです。

先月(第一金曜日)は、予想17万人増を裏切って7.5万人になってしまいました。
その際も、米景気の減速懸念から、継続した利上げは困難ということになり、かなりドル安に振れてしまいました。

ちなみに、その前4月も、予想20万人増に対して13.8万人でした。
従って、今回も、あまり期待できるものではないのですが、それだけに、予想の16万人より高い増加が発表されると、米景気の底堅さが意識され、一挙にドル高に振れ、再び、ドル高(円安)となって週末を終えるでしょう。

また、失業率は、前月4.6%に対して、今回の予想も4.6%です。
最近は前月と同値か、減少方向(ドル高要因)ではあります。

失業率が予想より減っていれば、なおさらドル高要因です。

※非農業部門雇用者数と失業率が逆に出れば、非農業部門雇用者数の値の方が重要視されます。

また、今回は賃金インフレの状態を示す平均時給(が高ければ、インフレ懸念再来)も若干注意でしょう。
3月=0.2%増、4月=0.5%増、5月=0.1%増と、昨年末から増え続けています。

いずれにしても、FOMCで「インフレ警戒感は一時的に和らいでいる」ので、週末の雇用統計は、今後の方向性を見るうえで非常に重要だと思います。

「雇用は最も景気に影響」

米雇用統計     
一方、豪ドルも、米ドルにつられて一瞬安くなっているので、
1weekレベルで買いをいれる予定です。

豪(オーストラリア)のFF金利は5.75%で、今年中にあと1〜2回の利上げがなされると見られています。
そこに来て、今回の米国の5.25%で(一瞬でも)休止感がでています。

豪ドル/米ドルはこの木・金で素直に米ドル安(豪ドル買い)に振れています。

従って、短期的にクロス円の影響を受けて豪ドル円が下げたので、
戻す確率は高いためです。



また、GBP/CHF(英ポンド/スイスフラン:俗称ポンスイ)がかなり下げて来たので、買って2weekくらい寝かす予定です。

GBP/CHFは、この4ケ月間は、2.26〜2.28の間を動いています。
今、2.26付近です。

続きは、今度。
投資は自己責任で!

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