今週の為替の動き 2006年6月11日(日)〜
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先週は、レンジ相場が切りあがって、週末も含めて、
かなり米ドル円は戻しましたね(米ドル高 約2円↑)。
今週のキーワードはなんと言っても、「米国インフレ懸念(利上げ説再燃)」ですね。
今週のトレンドは米ドル高です。
9(金)は、2ケ月振りに米国の長短金利が逆転しました。
2年物国債の利回り(5.0%) > 10年物国債の利回り(4.99%)
これは、以下の2つが重なって起きている現象です。
@短中期的な米国インフレ懸念(利上げへ↑)
A長期的な米国景気減速懸念
※長短期金利が逆転すると、金融機関は(短期で借りて、長期で貸す)
貸し出しで利ざやをかせげなくなり、貸し出しを抑制しはじめます。
したがって、経済成長にブレーキがかかってしまうわけです。
バーナンキは、先月5月のFOMCでも
さらなる金利を引き上げるかどうかに関しては、
あくまでも「経済情勢のデータに従う」と明言しており、
その後も、追加利上げを確約する表現を慎重に避けてはいますが、
先週5(月)国会会議では、
「中期的なインフレ見通しを特に注視する。」と述べているので、
現時点では、
A長期的な米国景気減速 よりも、
@短中期的な米国インフレ懸念
を警戒していると思われます(利上げへ↑)
その後も、引続き、
セントルイスとアトランタの連銀総裁etc
相次いでインフレ懸念を表明していますね。
(まあ、おかげで、米国株式→日本株式とも、かなり下がりました)
超短期ではありますが、為替の動きは、
重要な経済指標発表があった後に、
素直な方向に動いています。
従って、いつものように、一度に大きな値幅を狙わなければ、
・「発表前の値段」 と
・「発表の内容」 を
しっかり見ていればかなりの確率で利益が狙えます。
◆6月11日の週の米ドル円 超短期戦略(私の場合)
先週週末は、113.96付近で終了
今週は、インフレ指標の発表に注意が必要です。
週初に、米国にはあまり重要指標の発表がなく、
今は6月29日(木)のFOMCでの追加利上げ論が優勢なので、
先週末のドル高(円安)傾向を最初ひっぱる可能性はあります。
かなりあげては(円安)いますが、さがってもすぐ戻す動きでしょう。
12(月)は、米国にはあまり重要指標の発表はありませんが、
日本側に発表があります。指標がよければ、
日本時間は円高に振れることもあります。
でも、よほど、インパクトのある数値でない限り、
欧米時間で戻すと思います。
私はこの期間、「下がる(円高)と買って、あげるとすぐ売り」
を繰り返そうと思います。
13(火)21:30は、
5月の生産者物価指数(PPI)(=卸売物価指数)が発表されます。
生産者物価指数(PPI)は、
3月(前月比0.5%up)
4月(前月比0.9%up)と、
先月は予想の0.8%を上回り、過去7ケ月で最大となりました。
今回5月は、さすがに前月比なので予想は0.4%です。
ただ、インフレと判断するキーは、
食品とエネルギーを除いたコア指数であり、
3月、4月とも前月比0.1%upにとどまっており、
インフレ圧力は抑制できていることになっているのです。
従って、このコア指数が0.1%を上回る値が出た際は、
ドルを買って、あがったところで売り逃げる予定です。
これは、21:30過ぎにここを見てください。
ひまわり証券のマーケットニュース
でも、9(金)のG8財務相 会合の共同声明でも、
エネルギー問題に時間を割いたので、
エネルギー以外が安定していれば、相場はすぐ落ち着くでしょう。
また、同時間に
5月の
小売売上高も発表されます。
(これは、4月分0.5upで、5月分は0.1%upの予想なので
こちらがこれより低すぎると注意してください)
いずれにしても、発表後、あがり始めたと確信して買って、
落ち着いたら売ればいいです。
※逆だとあきらめて、すぐ決済。
14(水)21:30は、
5月の消費者物価指数(CPI)が発表されます。
消費者物価指数(CPI)は、
2月(前月比0.1%up)、3月(前月比0.4%up)
4月(前月比0.6%up)と、伸びが加速し、
先月は予想の0.5%を上回りました。
今回5月は、PPI同様、さすがに前月比なので予想は0.2%です。
ただ、インフレと判断するキーは、
PPI同様、食品とエネルギーを除いたコア指数であり、
3月、4月とも前月比0.3%upと予想を上回っています
従って、市場では、PPIコアと違って、インフレリスクが改めて意識されているので、
PPIで伸び悩んだとしても、CPIで高い数値が発表されると、
その後のベージュブック公開にも影響を与えます。
結果的にFOMCの利上げに結びついていくので、
ドル高方向へ向かうことになります。
このCPIとコアが高ければ、ドル買います。
15(木)15:00は、
日銀の月例報告です。
日銀の金融政策決定会合後にの福井俊彦総裁が、
会見内で(今のところ、まだないと落ち着いている)ゼロ金利政策解除の時期を
早めるようなほのめかしがあれば、一時的に円高になりそうですね。
ほのめかしで円高であれば、また、ドル高に戻す。
なども考えて行動したいものです。
16(金)21:30は、
1−3月分の経常収支が発表されます。
経常収支は、2つの赤字のうちのひとつで非常に重要な指標です。
しかしながら、少しずつではあるが改善されてきてはおり、
予想も前回の−2,249億$よりも少なく−2,230億$となっています。
思ったより結果が少なければ、これもドル高要因となります。
22:45は、
当該月(6月)のミシガン大消費者信頼感指数
が発表されます。
前月79.1に対して、今月予想が78.4ですから、
予想より高い数値がでると、これもドル高要因となります。
今週のキー(鍵)は、「インフレ懸念(ドル高)です」
一方、豪ドルが、上げてきましたね。
こちらも短期で「売り」狙ってみます。
85.70で売りいれてます。売れて下がればすぐ決済です。
続きは、今度。
投資は自己責任で!