今週の動き 2006年5月14日(日)〜
完全にドル安基調ですね。
ドルショートが溜まっているためいずれは反転するとは思いますが、
まだまだ、米ドル高になっても一時的なものでしょう。
先週10(水)27:30で、FOMCは、
予想通り政策金利を0.25%引き上げ、5.00%としました。
これは折り込み済みでしたが、
その後の声明文でも、当初の市場の予想は、
「FRBは今後6月に向けた利上げの休止を示唆するだろう」と見ていました。
ところが、結果的には
「(金融引き締めの)程度とタイミングは経済見通しの変化に左右される」
と、FOMCとしては、次回(6月29日)の利上げに関しては
現段階では判断しない。と発表しました。
いったん110円まで下げていた米ドルが、声明文直後
さすがに111円台まで戻しましたが、
それ以上は上昇せず、夜にかけて110円付近までまた下がってしまいました。
まさしく行って来い状態でした。
今回のFOMCでは、最もドル安要因と言われていた「利上げ休止観測」を
示唆しなかったにもかかわらず、
米ドルの反発力には異常に鈍いものがあります。
その後も下げ続けた後に、
12(金)21:30発表の3月分の貿易収支に関しても、
前回 −656億$、今回 予想 −670億$に対して、
結果は、−620億$と予想よりだいぶ改善されていました。
109.50を割っていた米ドル円は、それを受けて、
いったん、110.50まで戻しましたが、
週末エンドにかけて戻しきれず
110円ちょうど付近で息切れ状態です。
何かここまで急激に下げると、何か世界的な規模で
短期的なドル安の投機的思惑が働いているとしか思えないですね。
だとしたら、当面まだまだ下げるでしょうね。
でも、株式も同様かも知れませんが、個人的な経験上、
為替(FX)は、特に、自分の考えに固執しないで流れに乗ることが
特に、重要だと思います。
反転してドル高に戻るにせよ、
戻し初めてから載っても(買っても)充分に間に合うまで、
実態よりドルは下がっていると思います。
決して、下がっているのを追って買ってはいけません。
米ドルは今非常に買いにくい状況です。
こんな時は、相場の格言に聞いてみるのもいいですね。
売りは早かれ、買いは遅かれ
言うのはたやすいことなのですが実行するのはむづかしいです。
ついつい欲望に負けて飛びつき買いをしたり、
まだまだ上がると考えて売却を遅らせたり・・・
本当、投資は、自分との心理戦です。
・・・私は売りからはなかなかやらないのですが、
先週はさすがに、売りで少々益を出しました。
◆5月15日の週の米ドル円 超短期戦略(私の場合)
先週週末は、110.02付近で終了
今週も、よほどのことがないと米ドル買いに手は出しません。
むしろ、今の地合いとして、少々ドル高に戻った際に、
米指標で悪い値が出た直後の売りをやる予定です。
今週の目玉は、
16日(火)21:30発表の4月の米生産者物価指数(PPI)と、
4月の住宅着工件数
17日(水)21:30発表の4月分米消費者物価指数(CPI)でしょう。
生産者物価指数(PPI)も消費者物価指数(CPI)も、
重要なのは、変動の大きい食品・エネルギーを除いたコアの値です。
いずれも、前回よりも高い値と予想されています。
従って、その予想より高い値が発表されると、
いったんは、ドルは戻すかも知れません。
しかし、予想通りの値やそれより低い値が発表されると、
インフレ懸念鎮静化ということで、利上げ休止観測につながり
ドル売りが加速されることになります。
また、16日生産者物価指数(PPI)と同時に発表される
住宅着工件数も要注意です。
予想は前回(196万件)よりも多い196.8万件ですが、
これより低い値だと景気先倒れ感が出て、
ドル売りに加勢するでしょう。
最後に、
19日(金)は、朝8:50に国内総生産(GDP)の発表
と日銀総裁会見があります。
日本のゼロ金利の早期解除観測に答えるような発言があると
一時的に円高が加速するかも知れません。
今回は、もうひとつ格言。
休むも相場です。
続きは、今度。
投資は自己責任で!